mikuraのブログ

歌伴奏専門ピアニスト&ウェブライターのmikuraのブログです。

わたしがフリーランスという働き方を選んだたったひとつの理由

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それは至極単純なもので、

「会社員という働き方が壊滅的に向いていない」からです。

 

ちゃんと数えたことはないのですが、

転職回数は軽く20回は超えていると思います。

 

金融機関、役所の臨時職員、個別塾講師、飲食店ホール、一般事務、なんちゃって経理、弁護士事務所、司法書士事務所、社労士事務所、音楽バー・・・

 

居酒屋のホールとラウンジもありますが、

どっちも一日で辞めた記憶があります。

 

発達障害のあるわたしにとって、

「テキパキ動く」「臨機応変な行動が求められる」

という仕事はたとえアルバイトでも厳しいものがあります。

 

バイキング形式の飲食店のホールをしてたとき、

 

「あなたはここでコーヒーを入れてくれればいいから」

 

と言われ、ほんまにコーヒーを入れることだけをしていたら

 

「ほら!人手が足りないところを手伝ったりテーブル拭いたりとかしてきてよ!

あの子を見習って!もっとちゃんと動いて!」

 

と怒られた記憶がありますが、

 

「コーヒーを入れてくれればいいから」

 

と言われていたからその指示に従っていただけなのに、

 

何故怒られなければいけないのか

まったくもって理解できませんでした・・・

 

今だからこそわかるのですが、

 

 

これは自閉症スペクトラムの特徴のひとつの

 

「言葉の裏を読み取れない」

 

というもののあらわれだったんだなと思います。

 

 

 

さらに、事務の仕事でも、ポンコツぶりは変わらず。

 

書類作成はちゃんとできるのですが、

電話対応と来客対応が壊滅的にできません。

 

 

「○○会社の××さん」

 がまず聞き取れないんです。

 

何回も電話してきているひとだったり、

番号表示があったりだといいのですが、

全く知らない人だと全然ダメなのです。

 

軽く2、3回は聞き返して相手をイライラさせてしまいます。

 

(でも悪気はないんです。)

 

あと、来客対応も非常に苦手です。

お茶を出すときに、普段は右からだけど書類を出したら左からとか、

「書類を左側に出したらどないすんねん!」ってパニックになります。

さらに、実際にはないですけど、

お茶をこぼさないかすごくすごくひやひやしてしまいます。

 

そんなこんなで、

 

「あなたは机の上のお勉強は得意なのにねぇ・・・」

「学歴はあるのに職歴はないんだね」

 

と嫌味を言われることもしばしば。

 

こんなポンコツっぷりを遺憾なく発揮してしまうので、

組織で働くのは「壊滅的に向いていない」のだと

最近ようやく自分の中で納得がいくようになってきました。

 

いままではどこかで

「そんなの甘えだ」

「みんな我慢してやっている」

と思っていたのですが、

 

ASDの診断がおりたことにより、

それは甘えだとか我慢が足りないだとかの

問題ではないのだとわかりました。

 

 

「独立」というと、

 

「かっこいい!」

「仕事ができるんだね〜」

 

というキラキラしたイメージをもたれるかと思いますが

わたしの場合はむしろ真逆です。

 

今はインターネットがあるからかなり助かっています。

 

発達障害があるとわかった今、

「できないこと」にフォーカスするとキリがないので

「できること」を伸ばすことができるように努力していきたいと思います。